第9回です。
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第9回 page26-28
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Control Mode(コントロールモード)
■Cues(キュー)
キューには、以下の5つのタイプがあります。
Track/Merge/Frozen/input/WYSIWYG

↑下部の赤枠の中にあるのがキュー。水色枠の部分はキューの種類を表しています。↓

WYSIWYG Cueについては私WYSIWYGのソフトを持っていないので確認できません。。。
・Track Cue(トラックキュー)
コントロールモードで内容が編集可能なキュー。
選択された際には、設定した時間で、キューの内容に切り替わります。
(キューの色がオレンジに変わり、下の白いバーが設定された時間をかけて左から右へと白く変わっていきます。)

↑キュー選択中の動き
また、直接フェーダー等で操作することによって内容も編集可能です。
※他の編集が出来ないキュー(Frozen cue,input cue,WYSIWYG cue)が選択されている場合、フェーダーを操作し編集しようとすると、最後に選択されたトラックキューを編集することになります。
・Merge Cue(マージキュー)---Merge-合併・混合の意
マージキューは、存在するキュー同士を重ね合わせて(ミックスさせて)出力することが出来ます。
例:
キュー1のデータ----1chが50%
キュー2のデータ----3chが80%
以上二つのキューをマージさせると、そのマージキューの出力は1chが50%と3chが80%になります。
※通常はHTPではなく、ミックスさせたキューリストの上の方が優先。ただし設定でHTPも可能。
↓マージキューの設定画面(HTPのONOFF設定があります)


ここでは、キューの優先順位の入れ替えや特定のキューを「目」のボタンによって有効/無効を切り替えることも出来ます。
※マージキューは、キューを組み合わせ、重ね合わせるだけなので、キューのデータ自体を編集することはできません。個々に割り当てられたキューを直接編集することになります。これは後述するFrozen cueやInput cueも同様です。
・Frozen cue(フローズン(凍結)キュー)
編集が出来なくなるフローズンキューの唯一の利点は、再生時(選択時)のデータ出力がほんの少し早くなるという事です。多量のキューやtrackを扱う際など、よりipadへの負担をかけたくない場合に有効にする場合があるかもしれません。ただしほとんどの場合使う事は無いでしょう。(とマニュアルに書いてあります)

再度編集しようとして、Freezeを解除しても、Frozen時のデータは消えてしまうので注意が必要です。
・Input cue(インプットキュー)
Luminairに入力されているデータをそのままスナップショットしてキューとして記憶します。
これも上部ミキサーでの編集はできません。新しいキューを作り直すか、データをinputし直してそれを上書きするようになります。
・WYSIWYG cue(ウイシウイグキュー)
これも編集不可能なキューです。WYSIWYG R25以上のソフトを使用してソフト内データをそのままLUminairのキューとして取り込みます。
※上で述べているように、データ内容自体を編集不可能なキューを選択中にデータをフェーダー等で操作しようとすると、直前に編集していたキューが選択されます。↓↓

■Cue options(キューオプション)
・Activating/De-activating Cues(キューの選択/選択解除)
キュー自体を押すことで選択されます。もう一度押すと選択が解除されます。
選択されている際に別のキューを選択すると、前のキューから選択しなおしたキューへと変わります。
・Editting cue setting(キューの設定編集)
キューの設定を変えたり確認する場合は、キューの名前の所をタップします。
キュー設定画面が現れて、名前を変えたり、キューに画像を張り付けたり、フェードタイムの変更や、inputデータの記憶等が出来ます。
※既に上記のキューの種類で解説しましたので設定内容は上記を参照下さい。
・Lock/Unlock(Editable cues)編集可能なキューにおけるロック・ロック解除
ロック機能を使うと、アイコンの左上が南京錠の形に変化し、編集が出来なくなります。
これはユーザーの声で出来た機能で、ムービングのポジションや色等、そうそう変えたくないキューに対して有効です。
frozencueとの違いは、上部ミキサー部に出力状態が実際に現れるかどうか。frozencueの場合は特に現れないのでそれだけCPUの負担が減ることになります。
また、再度編集しようとして、Freezeを解除しても、Frozen時のデータは消えてしまうので注意が必要です。
・Image Reference
全てのキューに画像を参照し貼り付けることができ、ビジュアル的に分りやすくなります。
張り付けられる画像は、内蔵カメラ・写真ライブラリー・また、PCから内部httpサーバ経由で転送された写真になります。
▼転送機能については下記記事の「■file transfer」の項をご参照下さい。
ipad for Luminair manual 解説 その4 Main menu options(projects)
また、後述するCoverFlowモードで、よりビジュアル感を出したシンプルな操作が期待できます。
・Fade time(フェードタイム)
フェードタイムはそれぞれのキューに対して、0.1秒単位で最長20秒で設定できます。
初期値は0.2秒です。
・HTP Merge(最大値優先出力・マージキューのみ)
オンにすると、それまでのマージキューの中のレイヤー状の優先順位を無視し、
マージされているキューを比べて、チャンネル毎に一番高い値でデータが出力されます。
・Freeze Cue(凍結キュー)
Freeze Cueを選択することでFrozen cueになります。(Freeze凍結した Cue→Frozen凍結された Cue。)
編集可能なキュー(トラックキュー)のみの機能です。
Frozenの状態でキューが選択されても、(実際は出力しますが)上部ミキサーには出力状態が反映されません。ですので、動作が少し軽く早くなります。
また、再度編集しようとして、Freezeを解除しても、Frozen時のデータは消えてしまうので注意が必要です。
・Make Editable(編集可能にする・Frozen時のみ)
再度編集可能な際には、Frozen時のデータの代わりに、ミキサー状で最後に出力したデータが上書きされます。つまりFrozen解除時にミキサーに現れている状態が記憶されます。
・(Re-)Recordin input data(Input Cues)インプットデータの記憶・インプットキューのみ
LuminairのArt-Netinput機能を使って、LuminairにInputされているデータをキューに登録保存したい時に使います。
その時のinputデータは、コントロールモードの左上の破線状のアイコンから確認できます。

▼参照 前々回のDMXsignalについての記事も参照下さい。
・MIDI Learn(ミディ登録・割り当て機能)
この機能を使ってMIDIのボイスコマンドをキューのトリガーとして割り当てられる事が出来ます。
詳細は後述しますが、下記の記事もご参照ください。
Ableton LiveからmidiでipadのLuminairを扱う。(midi input)その1
Ableton LiveからmidiでipadのLuminairを扱う。(midi input)その2
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以上第9回、キューについてでした。
Luminair (DMX lighting control) - Synthe FX

Luminair他、ipad用のアプリは以下でも紹介しています。
照明のアプリ
The new iPad 第3世代 wi-fiモデル 64GB ブラック MC707J/A 国内版

第8回です。
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第8回 page24-26
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Control Mode(コントロールモード)
Luminairは、本当に色々な操作の方法があります。
主な方法は2種類。コントロールモードとスタックモードです。
ここではまずコントロールモードについて説明します。
コントロールモードは主にトラック(Tracks)とキュー(Cue)によって構成されています。
コントロールモードの画面↓

▼参照:スタックモードはこちらの画面↓

なお、コントロールモード上部に現れる各アイコンについての概要は、下記記事も参照下さい。
▼参照:操作部概要
ipad for Luminair manual 解説 その2 Interface Overview
■Tracks(トラック)
各DMXチャンネルのレイアウトはトラック(Track)と呼びます。
各トラックには設定に応じて1つの機能を持つものもありますし、二つ以上の機能をもつものもあります。す。この章の先にチャンネルエディタというページにて、トラック(チャンネル)を設定する方法は詳しく書かれています。トラックの出力値は、特にオプションで指定しない限り0~255となります。
※0~100のパーセンテージ表記も可能。下記記事のDisplay DMX Valuesの項を参照下さい。
ipad for Luminair manual 解説 その5 Main menu options(Setting)
↓水色枠で囲っているところがTrack(トラック)。ご覧の通り、XYのトラックやRGBのトラックも。

・トラックの種類
トラックについては、操作したい機器に応じて様々なタイプから選択できます。
詳細は後述しますが、主なものは以下の通りです。
シングルトラック(Single Track)
1.1チャンネル仕様のもの(通常のディマー等用)
グループトラック(Group Track)
2.RGB仕様のもの・・・(赤緑青を使った機器用)
3.CMY仕様のもの・・・(シアン・マゼンタ・イエローを使った機器用)
4.XY仕様のもの(8bit)・・・(主にムービングライト等縦横の動きがある機器用)
5.XY仕様のもの(16bit/fine)・・・(主にムービングライト等縦横の動きがある機器用)
1.はシングルトラック(single track)と呼ばれ、それ以外は複数のパラメータ1つのトラックで扱う、グループトラック(Group track)と呼ばれます。
例えば、RBGとintensity(ディマー)がある4chのLEDパーライトを使う場合、主に2通りあります。
A::::1.の1チャンネル仕様のトラックと2.のRGB仕様のトラックを組み合わせて使う。

B::::あらかじめ登録されているfixture fileから選んで使う。

上記AとBは似ていますが登録の仕方が違います。
Aは、1チャンネルとRGBをそれぞれ独立で隣に並べていますが、Bはfixture fileからintensity+RGBというタイプを選んで使っています。
fixutrefileは様々な機器があらかじめ登録されています。また自分でファイルを作る事も出来ます。


ちなみに、RGBのトラックは以下のように色を選んだり、下の四角に選んだ色を貯めていくことも可能です。

※トラックの優先順位はトラックリストで下、コントロールモードで右になります。
つまり、左右のトラックで同じチャンネルが割り当てられていた場合、出力データが高い方ではなく(HTPではなく)トラックが右側の方のデータが出力されます。

↑赤枠で囲んだ二つのトラックにはどちらもチャンネル「5」がパッチされていますが、出力を見ると、高い方ではなく右側の値が出力されているのが分ると思います。
■Mixer View(ミキサー ビュー)
ミキサービューはコントロールモードの上部分、つまりトラックが並んでいるエリアの事を指します。
様々なトラックを表示・操作することによって物理的なロックボード風のライティング専用卓を疑似的に作りだしています。XYコントロールやRGBコントロール等もこの部分から簡単にアクセスすることができるようになっています。
ミキサービューは右左にスワイプ(スクロール)することによって表示を操作することが出来ます。
そのトラック自体の設定を操作する場合には、トラックのラベル部分をダブルタップします。
すると下記のようなトラック自体の設定が出来る画面が現れます。

左右で同じ画面ですが、右側の①~⑫の部分が主にトラックを設定出来る部分になります。
①登録されている機器(fixture)から選んでそのトラックにパッチを反映することが出来ます。
②トラックタイプから選んでそのトラックに反映することが出来ます。
③パッチを前後にずらすことが出来ます。
④表示チャンネルを100ch程度毎にずらして表示
⑤表示チャンネルを1ch毎にずらして表示
⑥パッチしたい機器のスタートチャンネルと台数を入れてパッチする事が出来ます。
⑦そのトラックのパッチをクリアします。
⑧実際にパッチされているものが色つきで表示されます。タップする毎に色が変わり、
 初期色では、紫=パッチ、オレンジ=直(100%)送り、灰色=出力無し
⑨直接、出力値を入力できます。
⑩BOボタン-押すと赤くなり、そのトラックのみが出力されなくなります。
⑪SOボタン-押すと緑になり、そのトラック以外すべてのトラックが出力されなくなります。
⑫フェーダーを直接操作して出力値を変えることが出来ます。
以上の参考画像2枚


その他トラック詳細画面では、上部にもボタンが並んでいますが、主なものは以下の4つ。
左の上下の矢印→トラックを前後に移動
中央のラベル名→タップすれば名前を編集可能
その隣の色がついているボタン→トラックの色を変更可能
その隣の歯車→Undo(一つ動作を戻す)機能とMIDI Learn機能(MidiLearnについては以下の記事参照)
Ableton LiveからmidiでipadのLuminairを扱う。(midi input)その1
その隣のsaveボタン→せおのトラック情報を機器情報として保存しておくことが可能
その隣の星マーク→トラックをマスターとして指定します。マスタートラックになると、Cueの変更に伴う出力には影響を受けず、独立したトラックになります。主に客電やスモークマシン等、他から独立させたいパラメータを持った器具を操作する場合に役に立ちます。
・RGBトラックやXYコントロールトラックについて
通常のトラックとは違い、グループトラックについては、フェーダー上部のボタンをタップすることによって専用の操作パッドが開き、そこで操作することが出来ます。

トラックを増やす場合は、コントロールモードの上部の+ボタンをタップすれば、トラックやグループ(ここではグループトラックとは別の、トラックが複数集まったグループという意)を追加することができます。
このグループについては後述します。
■リストビュー

トラックの一覧が見れます。
トラック名と種類、出力値が表示され、右上のeditボタンで削除が可能、+ボタンでトラックの追加が行えます。
また、個別のトラック名をタップすれば、そのトラックの設定画面に行けます。
また、リストビューだけでの重要な機能としては、トラックの順番が入れ替えられます。
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以上第8回、コントロールモードの主にTrackについてでした。
ここで触れていないのはグループ機能とトラック詳細画面における★マークのEnableMaster,
コントロールモードについては記述が長いので3回ほどに分けて解説していきます。
Luminair (DMX lighting control) - Synthe FX

Luminair他、ipad用のアプリは以下でも紹介しています。
照明のアプリ
The new iPad 第3世代 wi-fiモデル 64GB MC707J/A 国内版

第7回です。
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第7回 page22-23
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DMX signal Monitar(DMX信号モニター)

Luminairには、信号の入出力のモニター機能があります。
上の画像はINPUTの表示例です。
赤枠のアイコンをタップするとoutputやinputのモニタリング画面が開きます。
・Channel Over View(上記画像の左側)
チャンネル全体のモニター(512チャンネルのうち、30チャンネル分が一度に表示できます)
・Channel Details(上記画像の右側)
特定のチャンネルのモニターです(開いた時間から25秒間の出力が表示されていきます)
また、output表示(出力されているデータ表示)にも切り替えが出来ます。

・左上の赤枠
inputとoutputを切り替えることが出来ます。(同時には見れません)
・下の水色枠
矢印で30チャンネルずつ切り替え、横長のパッド部分でも表示画面の操作が出来ます。
・右下のオレンジ枠
矢印がカーブしているアイコンは、現在のinputのデータをそのままキューとして保存できます。
下の画像のように、保存されたキューの左上には、モニター機能から登録されたことを示す、波線マークが表示されます。

※当然のことながら、outputにはこのキューへの登録機能はありません。普通にLuminair上で作成してキューを作成出来るからです。

↑チャンネル表示操作部はあるが、inputで右下にあったカーブした矢印は無い。
▼input Monitar 機能についての参照記事
DoctorMXを使ったLuminairのinput機能
LuminairでのArt-net input機能その1(紹介編)
LuminairでのArt-net input機能その2(実践編)
gonginternationalさんの記事
iPadとDoctorMXの連動によるDMX制御
External Monitar(外部モニター・Airplay)
以下の方法を使って外部ディスプレイやプロジェクターへの出力によるモニタリングも可能です。
・Apple TVにAirPlayを介してディスプレイに表示
・Dockコネクタ経由でHDTV
・Dockコネクタ経由でVGA
・Dockコネクkタ経由でコンポーネント

↑外部ディスプレイアイコン
Airplayのモニタリングを有効にするには、AppleTVに接続して ipadのシステムドックから"ミラー"を選択してください。(ホームボタンをダブルタップすると下部に現れるのがシステムドックです。それをスクロールして通常は音量や明るさを調整する部分にすると、外部ディスプレイアイコンが現れます。)
HDMI、VGA、コンポーネント、またはコンポジットを使った有線にて外部ディスプレイを有効にするには、
適切に各ケーブルをつないだうえで、DMXsignal を開いてください。
外部ディスプレイアイコンが現れるのでそれをタップします。
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以上第7回、モニタリングについてでした。
Luminair (DMX lighting control) - Synthe FX

Luminair他、ipad用のアプリは以下でも紹介しています。
照明のアプリ
The new iPad 第3世代 wi-fiモデル 64GB MC707J/A 国内版