以前にも「フルカラー有機EL照明で広がる可能性」という記事で
VELVE™(ヴェルヴ)には触れましたが、
先日三菱化学本社の方で実際に実機を拝見。またヴェルヴについてお話を聞く機会がありました。
様々な事例をご紹介頂き、製品の仕様についてお話させていただいて、
フルカラー有機ELもこれからどんどん演出照明へ組みこまれていくという実感が持てました。
更に、DMXやDALI(DALIはまだ国内実績は少ないそうですが)で扱えるという利点があります。
建築照明の中にもすぐ採用できそうです。ただしケーシング等は案件毎に用意・相談する必要があるようです。
今をときめくフルカラー有機ELに直接触れることができ、この先案件毎に是非相談させていただきたいというお話も快く聞いていただき、貴重な時間を過ごすことが出来ました。
ご担当の方もとても良い方で、この製品への意気込みが伝わってきました。
何かフルカラー有機ELについてお知りになりたいという方がいらっしゃって、ただわざわざ三菱化学さんまで電話するまでもないようなことがありましたらブログ経由でも聞いて下さい。私にも新たな発見があるかもしれませんし、また私も自分の案件で合うものがあれば積極的に採用していきたいなと考えているところです。

商店建築 2012年06月号 有機EL特集掲載
次世代照明のキーテクノロジ -LED・有機EL・FED- (『Technology direction』シリ-ズ)
Lumiotec 白色有機EL照明 HANGER

nterop Tokyo 2012:サイバートランスジャパンがPHSや3G回線を利用した「クラウドLEDによる照明省エネ制御」を展示【レポート】
http://getnews.jp/archives/226085

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クラウドLEDっていうネーミング勝ちです。
ブラウザのインターフェースも全然カッコ良くないですし。
ipadやiphoneからはもう何歩も先いってますし。
ただ、PHS回線ということだけは、これから有効性が実証されていくのでしょう。
あとブラウザベースにする必要があるのかどうか。確かにアプリはインストールが必要ですが。
ただ、ブラウザベースにすると認証確認をいれなくてはならないのでは?
その方が面倒くさいと思うのですが・・・。それとも端末登録制?にするはずもないし(ブラウザベースの意味がなくなる)
PHS回線、という以外はなんかこの記事のモノは片手落ちのような気がするのですが、気が付いていないヨイトコロあれば教えてほしいところです。
でもちょっと流行りそうですね。クラウドLED。

JLEDS(LED照明推進協議会)シンポジウム2012という記事が目に入りまして。
そこで講演する方のトップに来ているのがエピスターの会長さん。
ということで少し気になったのでHPで見てみると。
会員企業一覧に日亜化学工業の名前が無い。設立は平成19年。
あー。
LED照明推進協議会については今までまったくノーチェックでしたが・・・。
少し注視してみることにします。
http://www.led.or.jp/index.htm
LED照明推進評議会 発刊の書籍
LED照明ハンドブック(改訂版)

LED照明信頼性ハンドブック

一方照明学会のコンパクト版 照明ハンドブック

当ブログでも、【LED】直管型・電球型 ( 38 )カテゴリーでいくつか触れてきましたが、ここにきてやはりひずみが出てきましたね。
以前の記事で、『
日本電球工業会よりガイドラインが発表され、全光束以外での表記が難しくなった(電球60形相当と表記するには全光束810lm以上が必要)』となった表記がありましたが(2010年10月)、メーカーは無視していたのかどうか、あるいは製造元があえて触れずにロットの違うLEDを使っているうちに明るさが下がっていったのか・・・。
いずれにしても、詐欺には違いありません。
ただし、一方的にガイドラインを設定されたメーカー側もいいぶんがあるのだろうとは思います。
そもそも「○○W相当」とは、あくまでも「目安」にメーカー毎に表記をしていたのであり、工業会がそこに切り込むのであれば、『ルーメン数・ルクス数を明記・併記する』と決める方が先でしょう。
どちらにしてもメーカーには真摯な事が求められます。これも中国製に頼りすぎてしまったことの弊害でしょうか・・・・。以前の日本家電メーカーなら考えられなかったことでしょう。
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表示より暗いLED電球販売で措置命令
LED電球で明るさが不足、12社の54製品が景表法違反
やっぱり暗かった「LED電球」 ワット表示の3分の1以下も
低品質LED電球に用心、「白熱電球60W相当の明るさ」実際は不足の場合も
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LED電球・LED蛍光灯
LED

少し古い記事ですが、こんなのもあったんだと見つけました。
雨粒が傘に当たる強さによって光り方が変わります。
これを持っていれば夜、どれだけ雨が強いか傍目に分りますね。自分には特に恩恵はないですけれど。
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http://www.yankodesign.com/2008/12/08/umbrella-lights-the-way/
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あと、以下の記事のように防犯対策という切り口もありますが、
ガジェットとして所有し、使うのが本来の使用方法なのではという気がいたします。
他にも光るだけの傘ならたくさん出てますしね。
光る傘

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雨の夜、車の危険からアナタを守るハイテク傘
http://greenz.jp/2008/12/26/lightdrops/
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LEDガジェット

先日、ブルーライトに関する記事を載せたばかりですが、以下のような商品は巷にあるようです。
iPad向けの“ブルーライト”カット液晶保護フィルム
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20120605_537811.html
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これから同種の商品もどんどん出てくるのでしょうね。フィルムとメガネ以外のものに期待です。
それだけ現代人は目を気にするということ。照明家にとって重要な問題です。
ブルーライトカット

中国のLEDチップ業界、設備過剰と価格下落で大手除き苦境に
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE84R03E20120528
中国のLED技術、まだ未熟 重要技術は輸入に依存
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY201205230275.html
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低価格のLEDを提供してきたのはもとは台湾からはじまり、今は中国に移っているわけですが、
結局は自分の首を絞めていたという結果になっているようです。
ハイエンドな製品がハイエンドではなくなるスピードも緩くなってくるのでしょうか。
LED チップ

DALI--
エリア(ゾーン・部屋等)が小分けになっていて、かつ各エリアでそれぞれエリア毎にスイッチを設けたい場合。
DMX--
多種多様なデバイスを一括して一か所で操作したい場合。
またはエリアは分かれていて、エリア毎の操作を一か所でまとめてしたい場合。
※エリアが1か所の場合は・・・スイッチ等インターフェースが3か所以上複数ある場合はDALI,そうでない場合はDMXと言えるでしょうか。また、扱う器具が多ければDMX、少なくてもコスト面を考えるならDMX、ということになりそう・・・です。
先日DALI関係の方とお話していて、かつ経験上からもそう思いました。
もちろんケースバイケースですが、信号にとらわれず各制御方法を良く理解し組み合わせる事が重要だと思います。フル2線やルートロンも選択肢に入る事もあるでしょう。
DMX 照明

省エネ照明のもう1つの選択肢、「CCFL」の実力
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1205/22/news106.html
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CCFLの利点は、小型であることと長寿命というイメージが私の中にありますが、これまでディスプレイのバックライト以外で一般照明で普及してこなかったのはそのコストが大きいでしょう。
導入コストはLED蛍光灯よりも多少安くすむ事もあるでしょうが、それだけでは存在感をアピール出来ない。
製品は結構世に出ているので、省電力をもっと推し進めるか、(そうすると光学構造に開発費がかかりやすい)小型化を売りにしつつ多様な製品が出ればあるいは。
どちらにしろもう一歩進まないとやはりLEDの波にのまれてしまうのではないかと考えます。

次世代CCFL蛍光灯 E・COOL OPT-40C-N-L (40W型 AC100/200Vタイプ)

CCFL省エネ電球18W(電球色)100W相当

眼の専門家に聞く、LEDディスプレイから出る「ブルーライト」は何が悪い?
http://bizmakoto.jp/style/articles/1206/01/news047.html
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桿体(かんたい)と錐体(すいたい)のほかにブルーライトを感受する光受容体(ガングリオンフォトレセプター)があるという話が興味深いです。
サーカディアンリズムをつかさどる神経的要素もあると。
現代人はディスプレイや夜の明かりに慣れていますから、どうしても「浴びすぎ」になるかとおもいます。
これからはその負担を軽減する方法も色々でてくるのでしょう。
メガネの他に期待です。

スタイロフォームで作った照明器具が素敵。
http://www.gizmodo.jp/2012/05/post_10320_sf.html
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ギズモードの記事です。
ほんとうに綺麗。写真だからかもしれませんが、スタイロフォームをどのようにしているのか是非実物を見てみたいところです。
ほとんど加工してないそうなのですが・・・。

LEDガジェット

LED照明の導入効果と注意点 第3回 「機器選定と導入」
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1204/20/news092.html
LED照明の導入効果と注意点 第4回 「運用」
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1204/25/news117.html
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なかなか良くまとめられています。ただ『良い子の回答』ですね。
いろいろな外的要因(予算も含めて)の話はまたまったく別の問題なので
そういったことにはほとんど触れられてません。
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ちなみに前編
LED照明の導入効果と注意点 第1回 「消費電力量」
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1204/13/news090.html
LED照明の導入効果と注意点 第2回 「コスト」
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1204/17/news111.html

お知らせが遅れました。
前回の記事でお知らせした上野ギャラリー空でのインスタレーション、終了しました。
#1よりも多数のお客様にご覧いただけて、また手ごたえも前回より大きいものを感じることも出来ました。
今回の総括と、次回に向けて本日は写真家と打ち合わせ。次回もやりたいものが形をところどころ歪ませながら
泡のように湧いてきます。ただいま総計6GBもある動画をどのように編集しようか思案中です。
多少の充電期間を頂いてまたやります。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

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また、現在切り絵作家「打越麗子」の作品にライティングとして参加しています。
剪氏10°--
@タチカワ銀座スペース「 Åtte(オッテ) 」

日曜までやっております。

JR運賃表示板のLED球切れ続出…料金過徴収
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120510-OYT1T00389.htm
LED老朽化で「8」が「9」に JR播但線で運賃誤表示
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/120508/cpb1205081311001-n1.htm
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以前にもこの記事(2010年11月)のように折に触れ、LEDの寿命の件では『まだだれも40000時間とか20年とかいう時間を実際に点灯させたことがない』点を申し上げてきましたが、最近初期に導入されたLEDの不点灯が街でも目立つようになってきました。
LEDのサインなど、繁華街で見渡せば、「あ、あそこも切れている」という状況。
理論値だけで売って、買った結果です。設置の環境や点灯状況などを鑑みることなく、理論だけで導入してしまった結果です。まだ誰も素子の寿命一杯まで使い切ったことが無いのでしょうがないかもしれませんが、これから、今年からそのような事は増えてきて、問題になっていくことでしょう。
そういう経験がまた新たな寿命(製品保証含め)を作りだすのかもしれません。
重要な事はLED製品の選定眼と、設置・使用環境をきちんと考えることです。でなければ以下のリンク先のように高いもの買いの銭失いになりかねず、益々注意が必要です。
kakaku.com 『LED電球が切れました』 の クチコミ掲示板
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=11448684/

yahoo!知恵袋 『LEDって球切れがなく、半永久的に使えるのは本当ですか?』
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q136797913
LED電球は切れやすいという意外な経験 志村建世のブログ
http://pub.ne.jp/shimura/?entry_id=3868687

という写真家とのコラボレーションユニットをやっています。
今回で2回目。
写真と光でどういうことができるかその空間へのアプローチ的相乗効果を探るユニットです。

今回の光テーマは『写真が提示された空間にに光を加えることで『展示』そのもの[境界]を、探る。
高校生のころから、ヤノベケンジさんや宮島達男さんの作品や話等を近くの美術館まで聞きに言ってました。
あの時から思っていた疑問を解消するべく、第1回から試行錯誤を重ねています。
おひまでしたら是非遊びにいらしてください。
ギャラリー空
http://www.gallery-kuu.net/
1回目の時の写真。

本当は動画で10分くらい見た方が分りやすいのですが。
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また、来月には切り絵作家の作品にコラボ・協力しています。
これは作家のコンセプトとストーリーが最初からしっかりどっしりあって、
視覚の面でそれを増幅させる、それがこの作品での光の役割です。
切り絵作家「打越麗子」とのコラボレーション
剪氏10°--
@タチカワ銀座スペース「 Åtte(オッテ) 」
5月8日(火)~13日(日)

時期は終わってしまいましたが。
良く照明デザイナーの間でも、「桜をカラーライティングしてどうなるんだ、あんなの子供が喜ぶだけじゃないか。
もっと本当の桜の姿を伝えられるようライトアップしなければならない」なんてことを発言している方がいらっしゃいますが、私の意見は少し違います。
第一に、子供でも喜ぶ瞬間があればそれは良いことで、そういう桜があっても、むしろある方がおじいちゃんと孫の会話が増えるのであればそれはそれは大事なことです。
第二に、本当の夜の桜の姿は見えません。なぜなら夜は暗いからです。人口の光をあてているのが夜桜ライトアップ、というのであればそれの花の色が赤だろうが薄いピンクだろうがそれはすでに虚構の光。要はどれだけ美しく、人が愛でられる桜を光で作るかということが大事です。
第三に、桜に色を付けるという意味でのカラーライティングであれば、ハロゲンの暖かな色味、HIDの凛とした白い色味もそれ自体がカラーライティングということになり、便宜上使い分けているのならともかく、安易にカラーライティングという言葉を使っているのであれば、それ自体自分の首を絞めていることになります。
もともと色をつける、つけない、というのはどちらかに寄ってしまっていて片一方に慣れていないと告白しているようなものです。

で、愛(め)でられる明かりを作るために。私も原色でライトアップするのは好きではありません。
前提として計算された角度と光量が成立しているときに、淡い色合い等は桜が綺麗に美しくみえるカラーはいくつかあります。ハロゲン独特の色合いも綺麗に見えます。
実は淡い色彩で桜のピンクによらない色味であまりそのようなライトアップが見られないのが残念なのですが。今年は仕事での桜のライトアップはシステム案が一件だけでしたが、来年はそんな素敵な桜ライトアップが出来る仕事が出来ますように今から準備しようと思います。

「LEDフレネルスポットライト」
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn120410-3/jn120410-3.html
パナソニック、省エネ・長寿命で「光の質」にこだわった「LEDフレネルスポットライト」を発売
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=307263&lindID=4
パナソニック、従来光源比81%省エネの舞台演出用LEDスポットライト
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20120410_525309.html
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まだまだ実売50万とか言われているのでそう簡単には導入できないとは思います。Raも足りないですし。
まあ舞台にRaという指標を持ってくること自体ナンセンスかとは思いますが。
実物を見た人に話を聞くと、「まあまあ明るい」と。あくまで個人の感想ですが。
でもパナソニックが作り始め、販売しはじめたということは、少なからずこれから舞台の現場では遭遇することも増えてくるのでしょう。
もっとも大事な事は、ハロゲンとは違う光の深さや重さ(行ってしまえば質、ですね)をきちんと理解して舞台の光をプランニング出来るかということ。最初はどの舞台照明家も戸惑うでしょうが、そんなことはおかまいなしにLEDの波がすぐそこまで来ている、そんなニュースです。
実物を早く確認したいです。

余談:このスポット、フォーカスメモリがついているらしいのですが、素人が触るには参考に出来るでしょうが、照明家から言えば邪魔ですね。灯体にはレンズや外側の金属との噛みあい、ランプ部、ランプ自体にどうしてもそれぞれ微妙な個体差が出ます。それはLEDでも変わりません。
メモリに頼るとその個体差が感じられなくなります。光が見えなくなります。若いうちからメモリに慣れてしまうことは危険だと思います。ので、この機能は頂けません。
あと重量は10kg。従来の約2倍の重さ。これもちょっと頂けない。
↑この記事を見て下さった方がいて、「目盛り」機能について以下の点をご指摘頂きました。
『転換中に明かりを出さずにフォーカスを変えるというような要求だと、目盛があるほうが便利なんですよね。この灯体もフォーカスレバーでなくノブなので 』(原文ママ)
確かに。気が付きませんでした。そういう時は確かに便利ですね。利点あったようです。邪魔なんていってごめんなさい。
【2012年8月17日追記】