という写真家とのコラボレーションユニットをやっています。
今回で2回目。
写真と光でどういうことができるかその空間へのアプローチ的相乗効果を探るユニットです。

今回の光テーマは『写真が提示された空間にに光を加えることで『展示』そのもの[境界]を、探る。
高校生のころから、ヤノベケンジさんや宮島達男さんの作品や話等を近くの美術館まで聞きに言ってました。
あの時から思っていた疑問を解消するべく、第1回から試行錯誤を重ねています。
おひまでしたら是非遊びにいらしてください。
ギャラリー空
http://www.gallery-kuu.net/
1回目の時の写真。

本当は動画で10分くらい見た方が分りやすいのですが。
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また、来月には切り絵作家の作品にコラボ・協力しています。
これは作家のコンセプトとストーリーが最初からしっかりどっしりあって、
視覚の面でそれを増幅させる、それがこの作品での光の役割です。
切り絵作家「打越麗子」とのコラボレーション
剪氏10°--
@タチカワ銀座スペース「 Åtte(オッテ) 」
5月8日(火)~13日(日)

時期は終わってしまいましたが。
良く照明デザイナーの間でも、「桜をカラーライティングしてどうなるんだ、あんなの子供が喜ぶだけじゃないか。
もっと本当の桜の姿を伝えられるようライトアップしなければならない」なんてことを発言している方がいらっしゃいますが、私の意見は少し違います。
第一に、子供でも喜ぶ瞬間があればそれは良いことで、そういう桜があっても、むしろある方がおじいちゃんと孫の会話が増えるのであればそれはそれは大事なことです。
第二に、本当の夜の桜の姿は見えません。なぜなら夜は暗いからです。人口の光をあてているのが夜桜ライトアップ、というのであればそれの花の色が赤だろうが薄いピンクだろうがそれはすでに虚構の光。要はどれだけ美しく、人が愛でられる桜を光で作るかということが大事です。
第三に、桜に色を付けるという意味でのカラーライティングであれば、ハロゲンの暖かな色味、HIDの凛とした白い色味もそれ自体がカラーライティングということになり、便宜上使い分けているのならともかく、安易にカラーライティングという言葉を使っているのであれば、それ自体自分の首を絞めていることになります。
もともと色をつける、つけない、というのはどちらかに寄ってしまっていて片一方に慣れていないと告白しているようなものです。

で、愛(め)でられる明かりを作るために。私も原色でライトアップするのは好きではありません。
前提として計算された角度と光量が成立しているときに、淡い色合い等は桜が綺麗に美しくみえるカラーはいくつかあります。ハロゲン独特の色合いも綺麗に見えます。
実は淡い色彩で桜のピンクによらない色味であまりそのようなライトアップが見られないのが残念なのですが。今年は仕事での桜のライトアップはシステム案が一件だけでしたが、来年はそんな素敵な桜ライトアップが出来る仕事が出来ますように今から準備しようと思います。