LED街路灯はコスト高。省エネ型街路灯を選んだ品川区。
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品川区がLED街路灯導入を見送り-コスト高とまぶしすぎる点ネックに
http://shinagawa.keizai.biz/headline/1180/
品川区 LED街路灯 当面導入せず
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20101219/CK2010121902000018.html
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きちんと試算して現状ではLEDより従来のHIDなどのランプ,蛍光灯型を使用した省エネ器具を選んだ品川区は冷静ですね。
LEDLEDと世間が騒いでいる中でもそういう決断をしたのは、
なにより品川区が集めた見積もりやグレアといった『データ』。
二酸化炭素排出量も電気代も変わらないという。いってしまえば現時点では省エネ型を上回る指標がひとつもなかったことになります。
しかもLEDは長寿命ですが、安定期の交換が必要になることにも言及。周りのパーツの寿命を知らないと、LEDの寿命は絵に描いたモチになるということに気が付いていると。
15年とか20年も保障している器具や周辺機器があるならだれか教えてほしい。結局高くなります。高くなるという事はお金が発生するということで、お金が発生して何か製造されるものを購入するという事も、ほぼ環境面ではプラスになりません。
情報をきちんと集めたんですね。素晴らしい。
まだまだLEDは発展途上。
エコエコだけできちんと試算しないで導入する自治体も少しは減るのでしょうか。
蛍光灯や街路灯など、放電計のランプと競合するところは、もう少し待った方がいいと思うんですけどね。