DoctorMX(ドクターMX)ーコンソール:ちょっとした機能

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今回は12月27日にドクターMXが更新されたことに合わせて、コンソールでのTIPS的機能をご紹介します。

・チャンネルのグルーピング
「選択範囲」という機能ですが、これを登録しておくと、簡単に複数のチャンネルが選択できます。
設定方法
1.グループ化したいチャンネルを複数選択。Ctlキーやshiftキーを押しながら選択していく。
2.選択範囲→追加をクリック

3.任意の名前を入力→設定

これでグルーピングが設定できました。
呼び出し
1.選択範囲→一覧表示 で表示されます。
2.クリックで選択

以上で設定したグループのチャンネルが選択状態になります。
一覧はずっと表示させておくことが可能ですので、いつでも設定してあるグループ選択が呼び出せます。
・コンソールに名前をつける
これは一度コンソールを任意の名称で保存することで、コンソールや流れ図に反映されます。
(ファイル名=コンソールにつく名前、になります)

これはコンソール自体に名前を付ける事が出来るので、複数コンソールを開いている場合などに重宝します。
(どうしても従来の#1とか#2だけですと判別しずらい)
蛇足ですが、コンソールを2面開いて、片一方をライブ出力用、もう片一方をブラインド用と使い分けている方がいらっしゃいました。こういう場合にも、コンソールに(「ライブ」や「ブラインド」と付けることで、格段にわかりやすくなると思います。)
・シーン上書き・修正
従来は、shiftキーを押しながらドラッグアンドドロップすることで可能でしたが、
『シーンを上書き』と『シーンを番号で上書き』機能が追加されました。

『シーンを上書き』
シーンを選択された状態で、シーンを上書きをクリックすると、コンソールで表示されているデータが選択されたシーンに上書きされます。
修正前に戻す場合はctl+Zで、変更が取り消せます。

『シーンを番号で上書き』
番号で上書き機能は、Q番号をふっておくと、その番号に対してコンソールで作成しているデータが上書きされます。
Q番号並び替え機能
適宜使用するとQの管理がしやすくなります。

空白を埋めなおす
空白のシーン番号が有った場合に、前後の番号の間の数字が入力されます。全てのシーン番号が空白だった場合は、頭から順番に1~並びます。
並び替え
途中でQ番号を変えた場合等、 番号が前後してしまった場合(4の後に2が来ている等)番号が少ない順に並び変えてくれます。
※以上の二つに関しては、1や10等の整数の他、コンマ以下(1.5や1.55など)も判断して値が少ない順番で並び直してくれます。(Qが追加されたとき等大変便利です)
番号をつけ直す
付けられている番号とは関係なく、シーンの最初の列から順番に1~番号が振られます。
・コモスプロジェクト(comos project)へのデータ書き出し・読み込み
これまでのコモスデータ(.cms)と、JASCⅡ(.txt)に加えてcomos project(.csv)へのデータ互換が可能になりました。
ファイルを保存する際に保存方法を選べばよいだけです。
コモスプロジェクトについては以下のページをご参考ください。
ComosProjectのQ&A
今日は以上です。
また何か追加がありましたらこのページに随時付け加えていきたいと思います。
ただ、私のPCでは、27日現在の最新バージョンでコンソールからシーンデータを読み込もうとすると
ドクターMX自体が落ちてしまうという不具合が発生しております。
運用にあたってはご注意ください。

XPにてシーンデータ読み込み時の不具合、解消されました。クワテック様、早いご対応さすがです。(2010年12月28日)
ドクターMX。便利です。

ArtNet送受信・OSC送受信・MIDI出入力対応。

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