直管型LED(LED蛍光灯)のくだらない規格が国内で決まった記事。

これまで中小企業主導で輸入や製作されていた直管型LED(いわゆる蛍光灯型LED)ですが、大手メーカーしか得しないくだらない規格が日本電球工業会によって決められた。
特徴としては、
1.これまでの蛍光灯の器具とは互換性がなく、光源とともに器具まで買いなおさなければならないこと。
2.発表された規格にそったものはパナソニックと東芝しか選択肢がないこと(2010年現在)
この二つです。
1.については長期間使用による樹脂等のたわみによる落下の危険があることと、
  従来の蛍光灯と混じったり誤設置をなくすこと、が理由らしいです。
そんな事は落下防止を義務付けるとか、表示を工夫していくことで対処していけばよいと思います。消費者の『これまでの蛍光灯の器具で使える』ことではなく、なぜ一足飛びに新しいソケットの規格なのか。
せっかく日本の中小企業もこれまでの蛍光灯の代わりとして便利に使えるよう、頑張って開発しているのにそれを邪魔しようとするのか。
その結果2.のような有名メーカーだけのための規格になってしまう。
規格が発表されたと同時に「パナソニックが対応製品を発表」て、独占禁止法違反と言われてもしょうがないではないか。
これまでと同様に、
蛍光灯の器具と(ソケットと)互換性のあるLED蛍光灯型照明器具はこちら
あと一点、記事によれば『10年使用しないと総コストは安くならない』そう。
まだ10年かかるのかー。10年周りの部品が持つのか。10年壊さないでいられるかな。10年たったらビルや家ごと建て替えするんじゃないか。または改装するんじゃないだろうか。と考えるとまだまだ。
ただ、パナソニックの器具なら10年でしょうが、
他の中小企業製だったら6~7年くらいでしょう。器具の価格の安さで。
ほんと、安全性は担保したうえで(当然)、消費者・生活者のことを考えてほしい。
安全にかつ生活者に便利に使えるよう規格を定めるのが仕事じゃないのか?
そんなことしてるから海外に追い抜かれる。既得権益もいい加減に。
もっと良く考えてほしい。、電球工業会。
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直管形LED照明の規格決まる、企業の省エネ対策で普及に期待
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20101110/251324/?rota-home
今回規格が決まったランプの口金 東芝ライテックのデータ。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20101030/250240/?SS=expand-manufacture&FD=-808823927
社団法人 日本電球工業会・LED照明
http://www.jelma.or.jp/07kankyou/led.htm

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