DMXking製品にはそれぞれ様々な設定項目がありますが、それぞれちゃんと「必要なものである」理由があります。
それは今まで20年ノード専門メーカーとやってきたDMXkingの知恵と経験が詰まっていて、よくある「とりあえずつけておく」だけの設定は皆無です。

その中でもDMXポートのinとoutの設定についてご紹介します。

DMX inの設定項目
DMX in をArtnetとして取り込むかsACNとして取り込むかの選択
→DMXkingではArtnetもsACNも同時に扱うことができますので、
 DMXから入れたデータをどちらで扱うか決める必要があります。
 

DMXのデータをArtnet,sACNどちらも同時にネットワークに出したいといったいわば変則的な希望があったとして、
分岐スプリットしてそれぞれDMXポートにいれ、片方をArtnet、もう片方をsACNに設定する、というやり方で解決できたりします。多才です。

DMX-INをBroadcast/Unicastとして扱うユニバースの設定
DMX-INのデータをArtnetで使用する際の機能です。設定した数値(しきい値)以上のユニバースをユニキャストとして扱います。(ユニキャスト送信時のIPアドレスもポート毎に設定できます。)

入力されたしきい値以上のユニバースはBroadcastとして送信します。

Artnet2/3/4(※)では、ユニキャストが採用されていますが、例えば50を超えるノードが同じネットワーク上にあった場合はすべてユニキャストで送るのは実用的でない場合があります。
その時などに上記のようなしきい値を設定することで、しきい値以上のユニバースをブロードキャストで扱うことができるようになります。

値が0以上でも該当のノードから通信(report)が返ってこない場合、(ノードからの信号内容(report)が正しく含まれていず、ユニキャスト相互通信ができない)ブロードキャストとして送信します。

※Artnet 1はブロードキャストのみ対応です。

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下記ユーティリティソフトの設定画面です。
(関係あるところを赤く囲みました)

RDM設定
RDMも検出間隔とパケット間隔を設定することができます。
これによって通信の軽減、正しい通信をするための調整ができます。

DMX回線 喪失時(保持/非保持等)の設定
回線が途絶えた時の設定も4種類のうちから選べます。
1.保持
2.保持しない(出力無)
3.全チャンネルフル出力
4.スナップショットシーン出力

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このようによく考えられ、かつ絞られた機能が搭載されているノードです。
(eDMXシリーズすべて共通です)

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