DALIとDMXの違いを。

DALI(Digital Addressable Lighting Interface)について続きです。
今回はDALIとDMXの両者の違いと特徴をわかりやすくご説明します。
【DALI】
チャンネル数:1系統64ch・計768chまで
接続のしやすさ:同回路ならばセンサーやコントローラーが任意の位置に置ける
信号のスピード:遅い(カットチェンジが出来ない)
製品の種類:製品がDMXほど多種ではなく、主に海外製。海外のメーカーでコントローラもディマーも統一しなければならない場合が多い。
フトプログラム:初期プログラムが必要
【DMX】
チャンネル数:1系統512ch・計16384ch以上
接続のしやすさ:コントローラー・センサーは頭に置かなければならな
信号スピード:速い(DALIの200倍)
製品の種類:多種多様(メーカーも多い・OEM製品も多く出ている)
ソフトプログラム:繋げればそのまま使える
こう比べるとDMXの方が利点が多いような気がしますが(気がするではなくて本当はDMXの方が扱い易く便利です。)DALIにも考え方によっては向いている案件があるのです。次回はこの辺について記述していきます。
ただ、誤解を恐れず言えば、
「DALIで出来ることは全てDMXで出来ますが、DMXでできることが全てDALIで出来るとは限りません。」

写真はエルコのDALIコントローラ。
まあ全てタッチパネルである必要も無いと思うのですが流行りなんですかね。

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