【LeDMX4PRO】たった3chで最大16ユニバース分を操作できるピクセルドライバー
DMXkingにはDMX⇔Erthnet変換機器の他に、SPI出力が出来るピクセルドライバーがあります。
それがLeDMX4PROです。
他のDMXkingの製品と同様に、
・ArtNet/sACNの自動判別(切り替える必要はありません)
・Artnet/sACN/DMXのレコード・再生機能
・ArtnetとArtnetをマージ可能(ArtnetとsACN,sACNとsACN,DMXとArtnetなど・・・も可能)
・超小型(7㎝×7㎝)
といった機能はそのままに、SPIピクセルドライバーとしての性能もとんでもなく良いです。
ほとんどのピクセルLEDに対応してますし、最大16ユニバースの信号が出せます。
その中でも、今回は特にグルーピング機能に絞ってご紹介します。
通常、ピクセルLEDは、1粒のLEDで3ch(RGB)を使います。50球(粒)あれば150ch、150球であれば450ch使います。
DMX1回線(ユニバース)分で合計170ピクセル(170*3ch=510ch)しか扱うことが出来ません。
このLeDMX4PROは、LEDの粒をグルーピングすることによって、チャンネルをまとめてしまうことができます。
例えば、2球で1つの粒とみなすと(通常は2粒で6ch分制御にかかるところが)3chですみます。
これをグルーピングと呼んでいますが、10球まとめてグルーピングすれば(10球まとめて操作すれば)150球あっても通常は450ch使うところが45chですんでしまうのです。(150÷10×3ch)
こういったことです。↓
LeDMX4PROは4つのポートがありますが、上記にもありますように、各ポート毎にグルーピングの数字は決められますので、グルーピング機能が柔軟に設定できます。
例えば、ピクセルLEDをまとめて扱いたい場合、最小3ch(RGB)あれば、RGBそれぞれを一緒に点灯させることができます。最大で16ユニバース(各ポート毎に4ユニバース)分の制御をDMX3chのみでR,G,Bそれぞれ扱うことができます。多くのユニバース・チャンネルを送らなくてもよくなるので特にメンテナンスや仮点灯時、テスト点灯などにも有効です。
また、1球づつ動かさなくても、2球づつ、あるいは3球、5球でも演出に支障が無い場合、あると思います。
そういった場合も、グルーピングすれば、消費するチャンネルが1/2や1/3、また1/5で済んでしまいます。これは他のイーサネットーDMX機器の数を少なくできたり、またコントローラの制御可能ユニバースに収めたりすることで、コスト的にも作業的にも大きなメリットになり得ます。
LeDMX4PROはこれだけでは終わりません。
LeDMX4PROにはなんと、DMXポートまでついています。言ってみれば、ピクセルドライバーにイーサネット-DMX変換が1ユニバースついているのと同じです。
このDMXポートはINでもOUTでも設定でき、直接DMXを入力してピクセルLEDも制御ができます。
これを先ほどのグルーピング機能と組み合わせると・・・・
直接DMXを入力して、最大16ユニバース分のピクセルが最小3chで制御することができます。
とても凄い機能です。
※INから入れたDMXはArtnetやsACNとして取り出すことも可能です。
DMXをArtnet等に変換して、他の機器に送信することも可能です。
もちろんDMXはOUTにも設定できますので、こんなことも可能です。
上記の例で申し上げると、LEDパーのためだけに設置しなければいけないDMX変換が要らなくなります。
いかがでしょうか。DMXking謹製の、唯一無二のピクセルドライバー。その他にもポート毎で異なるICのピクセルが制御出来たり、代替回線が設定出来たりと、とてもパワフルでかつ痒い所に手が届く機能が満載の製品です。
設置方法もとても柔軟で簡単です。
取付方法はDINレールクリップを使用してDINレールにも取付可能な他、ケースを外して基盤にして取付も可能です。
その他も色々な使い方が自由自在のDMXking製品です。
弊社では各種日本語マニュアルをご用意しております。