【接続】DMXkingとLight-O-rama
DMXkingのeDMX2PROまたはultraDMX2PROを使用します。
USB-DMXの機能と、Artnet/sACN-DMXの機能どちらも”同時に”使えるハイブリッド機種です。
--------------------
DMXkingと各種ソフト接続記事一覧
DMXking製品は数え切れないほど様々なソフト・機器に対応しています。
-------------------------------------------
しかも2ユニバース入出力対応なので、Enttec製品で置き換えると、こんな感じです↓↓↓
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2021/06/Clipboard01-4-1024x597.jpg)
ODEが2台と、DMXUSBPROが1台、一緒になった感じです。それでいて価格は…。ここでは言えませんが驚きです。
レコーダー機能もついているのに。
このハイブリッド機種を使って、LORからUSBとイーサネットで同時にDMXを出力します。
1.下記の用に、USBとLANケーブルでそれぞれPCにつないでください。
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2021/06/Clipboard02.jpg)
2.続いてLORの設定です。初めにユニバース1に対してDMX-USB出力の設定をします。
Light O Rama Network Preferenceを開きます。
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2021/06/Clipboard01-5.jpg)
次に現れたウインドウの中のDMXのタブを選びます→各ユニバースの設定が現れます。
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2021/06/Clipboard03-1024x551.jpg)
すると下のようなウインドウが開くので、(Univ1に対して)DMXkingのUSBーDMXを割り当てます。
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2021/06/Clipboard04-2.jpg)
(DMXkingがUSB認識されていると現れます)
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2021/06/Clipboard05.jpg)
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2021/06/Clipboard06.jpg)
3.次にUniv2に対してE1.31(sACN)の設定をします。
同じようにnetwork preferenceから、DMXタブを開いて、Univ2の部分をクリックしてください。
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2021/06/Clipboard07.jpg)
Multicastで大丈夫です。この状態でOKを押します。
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2021/06/Clipboard08.jpg)
これで、Univ1にUSB-DMXの出力が、Univ2にsACNの出力が割り当てられました。
4.出力を確認します。
Light O RamaのControl Panelを開いてください。(開いている場合はそのままでOKです)
Control Panelを開くと、Comm Listnerも同時に立ち上がりますので、そのCommListnerを確認してください。
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2021/06/Clipboard011-1.jpg)
↓↓CommListener↓↓ DMX2とDMX1に対してそれぞれ割り当てられています。
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2021/06/Clipboard013-1-1024x338.jpg)
あとは、シーケンスエディターなどのチャンネルを合わせれば、出力が確認できます。
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2021/06/Clipboard013-1024x499.jpg)
これでDMXkingのU1からはUSB-DMXが、U2からはE1.31(sACN)が出力されます。
eDMX2PRO/ultraDMX2PROのすごいところは、USB-DMXとE1.31からの出力もユニバースを一緒にすることでマージできたりスプリットできたりするところです。
また、2台のパソコン(出力機器)を用意して、USBとLANをわけでも大丈夫ですし、
EnttecのDMX USB PROが使えるソフトであれば(USB-DMXの設定があるソフトであれば)すべて使えます。