【Madrix】灯具間を飛ばしてエフェクトをかける方法
Madrixで度々話題になり、質問を頂くことがあります。
例えば下記のような交互にエフェクトをかけたいという時があったとすると、通常のやり方ではうまくかかりません。(灯具間を飛ばそうとしてエフェクトをかけようとしても反映されない、全体にかかってしまう)
例1:②には同じエフェクトをかけつつ①の部分に違うエフェクトをかけたい
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2022/05/Clipboard01-14.jpg)
例2:交互の列に同じエフェクトをかけたい(または交互に違うエフェクトをかけたい)
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2022/05/Clipboard02-9.jpg)
例3:〇〇個飛びにエフェクトをかけたい(または違うエフェクトをかけたい)
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2022/05/Clipboard03-10-1024x90.jpg)
これらの課題については自社で色々と工夫していましたが、今回Madrixへ改めて解決方法を聞いてみたので、下記ご紹介します。
下記3種類、提示されました。
①Zレイヤーを駆使する
Madrixは3Dパッチができますが、その際に1層目(Z1)と2層目(Z2)に分けてパッチをし、
エフェクトをかける際にはZ層を指定する、やり方です。
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2022/05/Clipboard05-11-1024x547.jpg)
下部:左がZレイヤー1、右がZレイヤー2です。
また、全部のパッチをZ1とZ2両方に配置し、マップでそれぞれ指定するやり方もあります。
むしろそちらの方がよいかもしれません。(全体にかけるエフェクトも可能なため)
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2.同じ間隔であれば、サイズを調整→オフセットとタイルモードを設定する
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2022/05/Clipboard04-11-1024x480.jpg)
上記、map内で調整したところと、右上に出力画面がありますが、2個おきに一つのエフェクトが出力されているのがわかると思います。
一つチュートリアル動画を紹介されました。
https://www.youtube.com/watch?v=zEIq_QI7WhQ&list=PLJnczzTsD1-J1XkQB_Wv2MniYRCFZEYoN&index=34
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3.全体にエフェクトをかけてから、違うエフェクトでカバー(覆う)する
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2022/05/Clipboard09-3-1024x725.jpg)
上記はcolorScrollを全体にかけてから、レイヤーを追加し、マップでセンターのみ黒で出力したところです。
↓こうなります。センター部分と左右部分で別々のエフェクトが当て込まれています。
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2022/05/Clipboard10-3.jpg)
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以上公式からの回答でした。2.のオフセットとタイルの方法はやってこなかったのですが、非常に使い勝手が良さそうなので、これから活用していこうと思います。
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弊社(株式会社ラセンス)はMadrixの正式パートナーです。
![](https://lasens.com/wp-content/uploads/2021/01/madrixpartner.jpg)
また、Madrixにぴったり相性、ピクセル制御やArtnet/sACNでのDMX制御に最適なノード、DMXkingはこちらです。
MadrixとDMXkingについての記事も多々アップしています。
https://lasens.com/%e3%80%90%e6%8e%a5%e7%b6%9a%e3%80%91dmxking%e3%81%a8madrix/