【eDMX 2PRO&4PRO】回線自動切換え
DMXkingには自動で回線が切り替えられる機能がついています。
主にeDMX4PRO/eDMX2PROでの運用が向いています。
それはDMXでもArtnetでもsACNでも、どの組み合わせでも可能です。
DMX×DMX DMX×Artnet DMX×sACN Artnet×sACN sACN×sACN…。
※ArtnetとArtnetは除きます。
追記:優先回線/バックアップ回線+αの動画です。是非ご覧ください。
更に3回線以上も大丈夫です。A回線、B回線、C回線、D回線とあっても、順番に切り替えられます。
◆下記、基本的な考え方です。これを抑えておけば、煩わしいことは何もありません。
1. 信号/回線毎に考えます。(IPは厳密には考える必要はありません)
2.[sACN プライオリティ]の数値を設定することによって実現します。
例えば、下記の用にプライオリティの数値が、回線1:100 回線2:80 回線3:60 回線4:40と設定されていれば、優先度は、2→1→3の順です。2が途絶えたら1が、1が途絶えたら3が有効になります。
(同じ数値であれば2回線までマージします。他メーカーと違って、Artnet+sACNも可能です。)
数値の管理は、DMX入力時にDMXking設定管理ソフト(eDMXconfiglation・下記)で設定します。
◆例えば・・・
eDMX4PROまたはeDMX2PROに入力されたDMXが2回線あった場合、
PortA→DMX-IN:100
PortB→DMX-IN:80の場合、
100の方がメイン、となり80の方がサブとなります。
また、eDMX4PROまたはeDMX2PROに入力されたDMXが1回線と、ArtnetやsACNの入力が同時にあった場合、
PortA→DMX-IN:120
外部からのArtnet入力:100(Artnetは100固定です)
この場合、DMX-INの回線がメイン、Artnet入力回線がサブです。
その他、組み合わせは様々・自由自在です。
※数値を同じにすればマージされます。これもDMXkingの優れている点です。
◆注意事項・ArtnetとArtnetの場合のみ、どちらも100固定で扱われるので、できません。自動的にマージされます。
(DMXkingでは2回線までsACNでもArtnetでもDMXでもマージできます)
◆イーサMXでは出来ず、DMXkingでできること(おそらく)
・ArtnetとsACN、DMX×sACN、DMX×Artnetでも切替・自動復帰ができる。
(イーサMXはDMXはDMXとして扱いますが、DMXkingはDMXは入力された時点でArtnetまたはsACNとして扱われます。これはどちらが良いということではなく、大きな違いです。)
・2回線までではなく、3回線目、4回線目も可能。(DMX入力も絡められる)
(上記の通り数値で決定しますので、回線がいくつ入ってきても、数値の多い順から優先されます。)
・sACN出力される場合は、ソフト側でユニバース毎に設定も可能。
(eDMX4PROもポート毎に設定可能です。イーサMXのように1と2,3と4など決められていないので、ポートに縛られません。)
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※イーサMXも優れた機器です。弊社も15台ほど所有しています。
何が出来て何が出来ないかは機器それぞれなんです。
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また、下記の過去の記事もよろしければご参照ください。バックアップ用途に使っているものや、レコードファイルとの運用など、DMXkingで出来ることは自動切換え機能を使うことによって多岐にわたりますので、DMXking製品を使用することで、いろいろと出来ることの「幅」が広がるかと思います。
〇参考記事
DMXとDMXのバックアップ
https://is.gd/greGEh
バックアップでの運用
https://is.gd/sRdvEq
https://is.gd/CREwkF
https://is.gd/3FUwBG
DoctorMXとのバックアップ
https://is.gd/89YhWc
レコード機能を絡めたバックアップ
https://is.gd/CREwkF
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eDMX2PROもeDMX4PROと同様の機能を持っていますので、
4ユニバースもいらない、という場合は、eDMX2PRO/ultraDMX2PROもお勧めします。
色々な使い方が自由自在のDMXking製品です。