LuminairでのArt-net input機能その2(実践編)

以前の記事でDoctorMXのシーンデータをLuminaireに移行可能ということを書きましたが、今回はその方法です。
1.まずLuminar側の設定

PCと同一ネットワークに設定し、inputのユニバースを1にする。
ここでは、192.168.3.×(×は任意の数字でPCのIPアドレスと番号違い)
※上のIPアドレス(192.168.3.3)はipadのアドレス、下のnodeのIPアドレス(192.168.3.3)はDoctorMXが繋がっているPCのIPアドレスです。
※ここでは、sub-netは0、inputのユニバースは1ですが、DoctorMXでの設定と同じ番号にすれば良いです。
2.そしてDoctorMXの設定

ウインドウ→機能を追加→ArtNetを開き、『動作』を送信、DMX出力は関係ない(ここではArtNetが送信できれば良い)のでなんでも良いです。
sub-netが0で、Universeが1(ipad側のLuminarの設定と合わせます)
※流れ図上ではArtNetはここでは送信できれば良いのですが、コンソール等(ArtNetを出力する用の機能)より下が良いでしょう。
これでコンソールからフェーダーをあげると、Luminar側のinputで確認できます。

※ここでは1~3のフェーダーを100%で送っています。
そのままinput recordすると下に受信したデータのキューが保存できます。

※キューの左上が波線だとinputから保存したQ,フェーダーのマークだとLuminar上で作ったデータです。
・補足
それをまたDoctorMXのコンソール上で編集したい場合は、
DoctorMX設定
『ArtNet』でArtNetを受信に切り替え,DMX動作をミックスに。
『流れ図』上でArtNetを一番上にし、
『コンソール』のチャンネル動作をミックス、そして入力状態のボタンを押す。
Luminarでは、
inputを記録したキューを押す。
すると、DoctorMXのコンソール上にデータが現れるので編集出来ます。

ドクターMXで作って、それをipadで操作する方が、使い勝手が更に良くなるのではないでしょうか。
Luminair等ipadアプリ と他機器の連動・操作に関するエントリ
Luminair (DMX lighting control) - Synthe FX

DoctorMX
多機能なドクターMX(DoctorMX)多機能なdoctorMX(ドクターMX)
ArtNet送受信・OSC送受信・MIDI出入力対応。
The new iPad 第3世代 wi-fiモデル 64GB MC707J/A 国内版

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後日記述

LuminairとArtnet/sACN/DMX接続するにはDMXking製品がぴったりです。


Luminair4も下記のように、公式ページ内で「DMXking」を代表的な使用できる製品(ノード)として紹介しています。

”業界標準”の文言もあり、DMXkingへの信頼度の高さが分かります。

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