7th LIGHTING
初級者から次のステップへ(中級、上級者への道。)


初級者のうちは主にスキル的なものを磨いていくことが大事であり、それが基本だとおもいます。なぜならどんなにいいセンスをもっていたとしても、それを舞台上に表現していく手段を知らなければそのセンスは無駄になっていしまいがちだからです。
 しかしスキル的なものばかりを追求していても、次の段階は見えてきません。そこで以下に次のステップに必要と思われるものを書き連ねていきますので、初級者のうちからそれらを見据えていってください。

1.経験
経験はやはりスキル的なことを磨くにも必要な要素だと思いますが、これにはトラブルに合ってしまった時の円滑な対処など臨機応変さが学べます。トラブルなど思惑外の状況に出会った時に落着いて対処できるようになると、廻りの目も違ってきますし、照明についての信頼度もアップします。おろおろ、うろうろしているうちはまだまだと言う所でしょうか。

2.気の使いよう
良く言われることですが舞台は総合芸術です。照明だけでは舞台はできません。打ち合わせの段階でも仕込みの段階でも、常に他のスタッフにも気を遣えるようにしましょう。「今」、照明以外の人たちは何をやっているか。すべてのスタッフのことが把握できていると、自ずと自分がしなければ行けないことが見えてきますし、お互いにいい方法を見つけやすく、作業が効率的になります。
 それは照明スタッフないでも同じ事が言え、仕込みの時にはだれが何をやっているかを把握することはとても重要です。最初は自分の仕事にばかり気が行ってしまいがちですが、それは言い換えれば余裕が無いと言う状態なのです。余裕が出てくれば他の人にも目をむけられるでしょう。
 どんな時にもそのときに一番いい方法を見つけられるようにできれば、これほどいいスタッフさんはいません。

3.次、次を見据える。
主に仕込みの時ですが、今の状態をしっかり認識できたらその次のステップとして、その次しなければ行けないことを常に頭の中でシミュレーションしていくと言うことを心がけてみてはいかがでしょうか。「今」の段階で「次」の段階はどのようになっていくのか、あるいはどのようにしたら一番効率がいいのか。平たく言えば詰め将棋と同じですね。1手先を読めるだけでもかなり違いますが、これが2手、3手となってくると、もうあなたは上級者です。

4.総合的な明かり
これはプランニングの時です。プランを作る時にはより総合的に頭の中で組み立てていくことが大事です。サスが何本、CLが何本・・・・・と言う考え方ではなく、イメージから写真のようにはっきりとしたものへ、そして明かりプランへとダイレクトに変換していくことができたらどんなにいいことでしょう。ただ、これには色々な明かりや、機材の特性、色(ゼラ)の出具合、色の交ぜ具合などたくさんの経験に裏付けられたスキルが必要になってきますが。
要は、明かり(灯体等)をぶつ切りに考えるのではなく、常に包括的に考えていって欲しいと言うことです。それは明かりの構成等にも言えることです。

3.積極的な姿勢
攻撃的でいましょう。保守的にならず、守りに入らず。「仕事」として照明をやるなら話は少し違ってきますが、(お金の話と絡んでくるので)そうでない限りは(ビジネスとしてシビアな時意外は)チャレンジ清新でいきましょう。アマチュアの良い所はチャレンジ精神がプロの人と違って出しやすいと言う所です。どんどんチャレンジしてどんどん失敗してください。将来プロになった時にもその失敗は必ず役立つことでしょう。
 

木を見るな!森を見よ!