DALI対応機器の各メーカーの独自性

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DALIの対応機器はコントローラをA社・ディマーをB社を使用という風に各メーカーにまたがる場合は注意が必要です。
以前のDMXがそうであったように、(また今も厳密にはそうであるように)DALIの信号には俗に相性と言われる問題があります。これは所見ですがDMXより高い確率で発生しがちです。今でこそDMXもメーカー横断的に使用できますが、DALIは敷居が高いのと全世界に普及しているわけではないので、どうしてもメーカー独自性が強まってしまうためと、製品数自体がDMX対応機器と比べると数が圧倒的に少ないためだと思います。
敷居が高いという点について。DALI対応機器の開発は自由ですがDALIのライセンスを正式にとろう(DALI中央委員会みたいなものがあります)とするとその登録料だけで年間50万もかかってしまいます。(調べたのは数年前前なので額については変わっているかもしれませんが)ですからある程度のメーカーしか登録出来ず、また世間に認知もされないということになり、これがまたDALI製品の数を少なくしている原因のひとつかと感じます。
メーカーの言う『独自の信号』というのは真似されないこと=製品を同メーカで統一させ儲けを出すこと=価格をある程度高く出来る・・・・という風になります。
DALIやDMXなどはメーカーに縛られるものではないので、私は好きです。
でもフル2線もとても優れているので好きです。
あ、次回はフル2線の話でもしようかしら。

↑DALIマーク
HPもそうなんですが、あまり先進的な感じはしないかも?リニューアルした方が良いのではないかと個人的には思います。

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